2011年6月14日火曜日

バーバリアン・イルミナティ

20101122-1.jpg
photo:Illumination: the Secret Religion - How to become
イルミナティの公式サイトがあります。イルミナティの7位階(最上位は10位階)の人々の手によって運営されているサイトです。
管理人は、この内容に、賛同しているわけではありません。
しかし、この公式サイトを読めば、正式なイルミナティ=バーバリアン・イルミナティが、イルミナティの仮面をかぶった「ブラザーフッド」に数々の濡れ衣を着せられてきたことが分かります。
そういう点では、バーバリアン・イルミナティも、NWO傘下にある欧米のマス・メディアから締め出され、発言の機会を奪われてきたのです。



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私が、このブログ(カレイドスコープ)を書き始めて、しばらくして、「おかしい」と感じたこと。
それは、イルミナティの姿が、まったく見えないことでした。
どんなにディスインフォーマーを、ネット上にばら撒いても、必ず、どこかにその片鱗を見つけることができるものです。
必ず、です。100%隠すことは不可能なのです。
そのとき、
「我々の理想を歪め、世間に悪評をばらまき、世のあらゆる陰謀をイルミナティになすりつけようとする黒魔術団がある。注意するのだ……闇のイルミナティに!」
という一文を、あの「反ロスチャイルド同盟」の、あべ よしひろ氏のサイトのこの記事の中で見つけたのです。
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060106
それ以来、その原文をネット上で探したこともあったのですが、とうとう見つからず中断していました。

そして、再び、その機会が訪れたのです。
それは、【反パワーエリートエリート組織としてのBavarian Illuminati
という記事を読んだときでした。

この記事は、例の有名なIlliminati NewsのWes Penre氏の記事を翻訳し、それに評論を加えたものでした。
この記事は、かなりわかりやすくまとめてくださっています。正しいと思います。

Wes Penre氏のサイトは、イルミナティのサイトからも※バックリンクを受けているという、「イルミナティも一目置いている」サイトです。現在のサイトは、こちらです。 その霊感にも似たインスピレーションによる分析を元にして、人々に警告発しています。私は、Wes Penre氏の書く記事は、大方、信用できるものと考えています。

※バックリンクを受けている、 といっても、Wes Penre氏は、イルミナティとのつながりは一切ないようで、逆に、世界中からイルミナティが誤解され、スケープゴートに使われてきたことから、イルミナ ティが、ある場合には、Wes Penre氏の記事に同意を求めている、という風情が感じられるのです。

こうしたことから、私の今まで疑念が、徐々に氷解していったのです。
この人たち、つまりバーバリアン・イルミナティ(Bavarian Illuminati)こそが正統派イルミナティで、今、現在、世界を悪魔的支配の下に置こうとしているのが、欧州貴族やブラザーフッドと呼ばれている連中であると。
どうも、正統派イルミナティ、つまり、バーバリアン・イルミナティ(Bavarian Illuminati)は、彼らに罪を擦り付けられ、利用されてきたキライがあるようです。

私たちは、ここで軌道修正しなければならないでしょう。でなければ、見えない敵、いや、正確にいえば、当ての外れた敵と徒手空拳で戦うようなものだからです。私たちの武器は、正しい知識と、正確な理解です。


これから翻訳する記事のあるサイトは、バヴァリアン・イルミナティ(Bavarian Illuminati)の7位階の人々によって運営されている、正真正銘のイルミナティの啓蒙サイトです。

啓明:「秘密の宗教-神になるには」
Illumination: the Secret Religion - How to become God
http://armageddonconspiracy.co.uk/
(コピー&ペーストで、フラウザのアドレスバーに入れてください)

まず、手始めに、このサイトの趣旨を理解しましょう。
トップページ「How to become god」上半分のプロローグ(グレーの地色部分)から。
http://armageddonconspiracy.co.uk/index.htm


以下、プロローグ全文翻訳。


イルミナティは、人の誰もが持っている「文字通り神になる(神と合一する)」という原則に基づいた古代からの秘密結社です。また、新世界秩序をもたらしたいと考えている結社でもあります。
このウェブサイトは、新しい人類のための急進的なビジョンを示すことと、人類の内なる神性について、すべてを披瀝するものであります。

イルミナティのもっとも有力なグランド・マスターは以下のとおりです。
・背教者ソロモン王(King Solomon the Apostate)
・ピタゴラス(Pythagoras)
・ヘラクレイトス(Heraclitus)
・エンペドクレス(Empedocles)
・シモン・マグス(Simon Magus)
・ヒュパティア(Hypatia)
・ライプニッツ(Leibniz)
・アダム・ヴァイスハウプト( Adam Weishaupt)
・ゲーテ(Goethe)
・ヘーゲル(Hegel)
以上の10人です。

みなさんが、こうした人々に何ら興味を持たないのであれば、このサイトのさらに奥に進んで、わざわざ冒険をおかすことなど無意味でしょう。

これは女々しい振る舞いをするウェブサイトではありません。ここには、哲学的、心理学的、政治的、歴史的、科学的、宗教的な内容がたくさん含まれています。
皆さんが人生の精神的な旅を始めたいなら、今、驚異の館へのドアを開けることができます。

しかし、もし、みなさんがエイリアン、異次元のトカゲ人間(レプティリアン)、世間一般の人々に対して、情け容赦のない陰謀を企てている“邪悪なイルミナティ”について調べようとしているのであれば、間違った目的地に連れて行かれてしまうでしょう。
それなら、(ヘンリー)メイコウ、(デーヴィッド)アイク、(アレックス)ジョーンズ、そうした人間たちと同類の人々のほうが、あなたの趣味に合うことでしょうから。

私 たちの目的は、今までもそうであったように、「旧世界秩序」と呼んでいる富と特権を独占してきた王侯貴族たちのネットワークを打倒することです。それは、 文明が始まって以来、人々に重大な損害を与え続け、自らのために最大限有利になるように、この世界を動かしてきた「旧世界秩序」のことです。

私 たちは、少なくとも、人類の男性、女性を、「人類の神聖な進化」という次なるステージに上らせるよう補助したいと考えている急進的で革命的な組織です。こ のサイトでは、「神の共同体」、あるいは「神聖な社会」という、より高いレベルとは、どんなものかについて書かれています。

偽りの予言者、偽りの神、そして、私たちが“セレブ”と呼んでいる安物のアイドルの時代は終わりなのです。
私たちは、銀行家、証券トレーダー、法律家、(偽計を働く)会計士、政治家と彼らのアドバイザー、ロビイスト、まやかしの医者、これらのエージェントと門番役たち、CEOと議長、広告マンやマーケティング・マンたちには、もう、うんざりしているのです。

私たちを騙し、私たちの負担によって、自分たちの私服を肥やし続けるために、情け容赦のないトリック、戦術を駆使し続けている「トップの」人間たちには、本当にうんざりなのです。

金持ちや、金持ちを弁護する者たちのために、人々を騙して、いやいやながら賛成投票させる、ジョージ W. ブッシュの「言論の自由のない民主主義」には、もう、うんざりなのです。

そして、何十億人もの人々を「神の仮面をつけた暴君」のもとに、ひざまづかせ、奴隷にしておくような「アブラハムの宗教」(注:2006年現在、アブラハムの宗教の信者数は約34億人。このうちキリスト教約21億人、イスラム教約13億人、ユダヤ教約1500万人と推計されている)には、もう、うんざりしているのです。

みなさんは、人類には、みなさんが考えている以上の可能性があることを知っているはずです。
もう、そろそろ本当の変化が引き起こされてもいいのではないでしょうか。
そして、神が私たちに授けて下さった遺産を、しっかり手につかむときではないのでしょうか。

私たちはイルミナティです。

私たちは、真の神のメッセンジャーです。

私たちの神聖な任務は、人類と神の神々しい本質との間には、もはや少しの差異もない、という本当の神との全体的合一の中に、人類を導くことです。

どのようにして、このことが達成できるのかは、アインシュタインの相対性理論と量子力学の理論を使うことによって、はっきり見ることができるのです。
もう、人類は、しっかり目を見開いて、この神聖な光を見るべき時なのです。

私たちの宗教は、イルミネーション(Illumination=啓明)と呼ばれています。
私たちは、この無知で開かれていない世界に、真の神、アブラクサス(Abraxas)の光を当てるために影の世界から出てきた者です。
すべての人たちに、啓明の光、覚醒の光をもたらすために。
以上、プロローグ全文訳終わり。



管理人:

アブラクサスですか。いかにも、油臭そうです。

当ブログで、私が「グローバル・エリート」、あるいは「NWOグローバリスト」と書いてきた人々を打倒しようとしている力が、バーバリアン・イルミナティ、ということになりますね。

ただし、やはり新世界秩序を目指しているという点は、管理人としては受け入れられないのですが、彼らの言う新世界秩序とは、NWOグローバル・エリートたちの主張している「それ」と、どうも異なるようです。
それはそうと、どうも私たちは、大きな間違いを犯しているようです。

少なくとも、
(ヘンリー)メイコウ、(デーヴィッド)アイク、(アレックス)ジョーンズらの名前を挙げて、「エイリアン、レプティリアン、邪悪なイルミナティ」など、彼らが本に書いたり、電波メディアで垂れ流していることは、正統派、つまりバーバリアン・イルミナティとは関係がないし、認めていない、と書かれていることです。

(ヘンリー)メイコウ、(デーヴィッド)アイク、(アレックス)ジョーンズら(まだ、他にも何人かいる)
は、バランサー、つまり、99個の事実に、たった一つだけ嘘を混ぜて、人々を騙すディスインフォーマーである、ということでしょうね。
当ブログでは、何度も警告してきました。






続いて、下半分の黒字に白抜き文字の記事部分です。
以下に、翻訳文が続きます。




アダム・ヴァイスハウプト( Adam Weishaupt)は、もっとも論争が好きなイルミナティのグランド・マスターでした。
彼は、不吉とされている「新世界秩序」の創造を企てていた怪物のように世間では見られています。
アダム・ヴァイスハウプトは、しかし、本当に従来の宗教と、(王侯貴族たちによる)専制政治を打倒したがっていたのです。

アダム・ヴァイスハウプトは、心の底から新世界秩序を創りたかったのです。
彼は、時の始まりから今日に至るまで悪魔的な支配を続けている旧世界秩序から人々を自由に解き放つことを熱望している一人だったのです。
しかし、アダム・ヴァイスハウプトの“任務”はまだ終わっていません。新世界秩序は、まだ構築されていません。
世界には、いまだ光が照らされていないのです。

ウォー ル街を動かしている人間たちのような金満エリートたちによる堕落した支配、王侯貴族や銀行家たちによる「王侯貴族時代」に終わりをもたらしたいと考えてい る方々のすべて…   この無知な世界を変えるため、私たちの必死の努力をアシストしていただくために、そうしたみなさんは何か準備していますか?、
もう、暗黒を晴らすべき時なのです。
今こそ、イルミネーション(イルミナティの啓蒙思想)の時なのです。聖杯を求めるために、新しい探索に出かけるべき時なのです。

「私が15歳のとき、聖杯伝説を読んで以来、それは私にとって、もっとも重要なことになったのである。聖杯伝説の背後には、大いなる秘密が隠されていることを感じ取ったからである」   カール・ユング



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photo:Illumination: the Secret Religion - How to become
(かつて、イルミナティの会合が行われたイングラントのある場所。管理人には分かりません)


こ のサイトは、現在、インターネット上にあふれているイルミナティに関する誤伝、嘘情報を取りはずすということを主な目的のひとつとして、前例のない試みと して開設されたものです。この誤伝、嘘情報によって、イルミナティは世界一、論議を呼んだ組織となってしまったのです。

イルミナティは、現在、全世界から6000の精神(6000人)を包括する古代の秘密結社です。
イルミナティの階級(階層)は、通常の7位階と、残り3つの秘密の位階の全10位階になっています。
イルミナティの統治協議会には、12人の最年長者が含まれています。これら12人の年長のイルミナティは10位階にある者で、神秘のすべてを体得した人たちです。
イルミナティのグランド・マスターは、統治協議会によって推された者で、死ぬまで、その地位に就いています。

このウェブサイトで公開されている情報は、教育・訓練を受けたイルミナティ結社員の6位階に当たる人々に提供されているものと同等の情報です。

このサイトは、イルミナティのコミュニケーション単位組織によって運営されている数多く主導的な位置づけにあるものです。
イルミナティの第7位階に達した人たちによって管理・運営されています。

人々の巧みさ、その才能、およびパワーに基づく新しい社会を建てることに関わりたいと考えている人に対して、私たちは、あなたが、このムーヴメントに参加するように勧めるものです。
どこに行けば、参加できまか?
それはどこでも、です。あなたがいるところ、そうです、その場所です。
これはハイパーリアリティの夜明けです。

このパワー・エリートに対するレジスタンスに参加してください。
人々の名において、新世界秩序を打ち立てましょう。
新しい社会に貢献してください。

「古代のレジーム(旧世界秩序)は、悪魔の秩序なのです。
イルミナティの高貴で歴史的な任務は、悪魔の意思を受け継ぎ、人類を奴隷状態に置いている世界の王侯貴族たちを打ち負かすことによって、人間のより高い自己を解放することにあります。

彼ら貴族たちの不正は、フランスにおいて、その絶頂に達しました。
その悪魔的とも言える暴政は、破壊行為によって熟成してきたのです。
求められているのは、“スパーク”することです。
私たちは、“スパーク”なのです」。

-アダム・ヴァイスハウプト(イルミナティのグランドマスター)  1789


翻訳ここまで。




http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-140.html
以下の記事は、5月に書いたものです。そこからの抜粋です。


「ヴァイズハウプトは、1830年に 死亡する前に、この古い陰謀組織イルミナティを改造した。異なる名前を隠れ蓑にして、すべての国際組織とグループにエージェントを送り込み、彼らをその トップの座に据えることによって、それらを組織化し、資金提供し、導き、支配するという計画であった。
このエージェントとして主な人物は、合衆国においては、ウッドロウ・ ウィルソン、フランクリン・ルーズベルト、ジャック・ケネディ、リンドン・ジョンソン、ディーン・ラスク、ロバート・マクナマラ、ウィリアム・フルブライ ト、ジョージ・ブッシュ等である」。
最後に、アダム・ヴァイスハウプトは臨終の枕に集まった弟子たちに、ため息まじりにこう語ったそうです。
「我々の理想を歪め、世間に悪評をばらまき、世のあらゆる陰謀をイルミナティになすりつけようとする黒魔術団がある。注意するのだ…闇のイルミナティに!」

http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060106
天才ヴァイスハウプトをして、こう言わしめた人間たち。
それは、彼らに資金提供を続け、陰で操っていた人たち。いや、人とは呼べない存在かもしれません。

私は、それはロスチャイルドたちである、と思っています。これほど、巧妙に人を騙せるのは、悪魔の姦計を持って他にはないでしょう。

「彼ら」なら、同胞を売り渡すことなど、何の痛痒も感じないでしょう。アダム・ヴァイスハウプトも死の間際になって、やった気がついたのでしょうね。

そこで、イルミナティとは何か?

実は、イルミナティとは、公式に認められている「結社」なのです。

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インゴルシュタットの洞窟で、アダム・ヴァイスハウプトの他に4人の男が集まって、イルミナティを起こしたのが始まりです。
その中に、ロスチャイルドもいたのです。
ロスチャイルドが、イルミナティ草創期に資金提供をしていたことは知られています。おかげで、ヴァイスハウプトは、かなり思い切った活動ができたのです。
しかし、ロスチャイルドは、ヴァイスハウプトとのことを同胞とは考えてはおらず、自分たちの残虐な新世界秩序確立にために行う数々の蛮行の濡れ衣を、イルミナティに着せようと考えていたのでしょう。

今、ネット上で、多くのブロガーは、存在しない敵と戦っているのです。
彼らは、ブラザーフッドであって、イルミナティではないのです。

「もし盲人が盲人を手引きするなら、ふたりとも穴に落ち込むであろう  マタイ書15:14」。
こちらのサイト様から http://www.truthseekerja.org/notes/note2010_11.html
至言ですね。


肉体的な視力低下は、メガネや、コンタクト・レンズをかければ矯正できます。
しかし、心の視力を落してしまったら、それを矯正する手立てはなかなか見つかりません。
「それを矯正してあげますよ」とあなたに歩み寄ってくる人々… それは、カルトですか?  自信過剰のブロガーですか?
彼らは、ますます、あなたの心の視力を低下させてくれるでしょう。

もちろん、このイルミナティ公式サイトの記事とて、手前味噌かも知れません。割り引いて読む必要があるのです。
しかし、事実も多く書かれているものと判断しました。
そういう意味では、情報そのものを云々するより、それを解釈する側の見識が何より大切になってくるのでしょう。

1 件のコメント:

  1. 始めまして。人類史上始めての本質的時代転換期に入ったため、世界の人々の無知と野蛮と苦悩を突き動かし、その非人間性に留まることを許さず、人間と人類の知性が彼らを追い回し、知性の方向とその新時代の方向へと向かわせて居る段階にあるのでしょう。

    ヘーゲルが示したように、人間と人類は「必ず人倫の国」に向かわざるをえないのです。

    人類が野蛮から文明へ向かってきたように。
    今でも世界で戦争を仕掛けている者たちが、何度戦争をやり人々が野蛮に戻らせても、人間知性が何回でも文明化へ向かわせるのです。
    ただしそれは、地球が存在している年月までですが。

    人間知性とヘーゲルが証明したように、ヘーゲル的「人倫」がそうさせるのです。

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